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西郷どん、芭蕉布着る 「島の空気感じる」と鈴木さん 大河ドラマ放送記念で制作 沖永良部島
NHK大河ドラマ「西郷(せご)どん」の放送を記念して沖永良部芭蕉布会館の長谷川千代子代表らが制作した芭蕉布のきもののお披露目式が2月28日、鹿児島県沖永良部島知名町のおきえらぶ文化ホールあしびの郷ちなであった。ドラマで西郷隆盛役を演じる俳優の鈴木亮平さんがきものに袖を通し、「素晴らしいですね。これを着て外を歩いてみたい」と着心地の良さに感心していた。
芭蕉布の伝統工芸資格を持つ長谷川さんは2016年に大河ドラマの放送が決定した際、「沖永良部島はもちろん鹿児島全体にとっての一大イベント。私たちも芭蕉布を通して何かの役に立ちたい」と考え、記念のきもの制作を決めた。
きものの着丈は185センチ。バナナの木に似た糸芭蕉の幹から採った中でも特に柔らかい繊維を使い、一糸ずつ丁寧に織り上げた。柄には薩摩藩島津家の家紋「十文字」を取り入れた。きものと帯の制作に半年余りかけたという。
鈴木さんは「初めて本物の芭蕉布を見て、触らせていただいたが、涼しくて見た目にも透明感がある。島の空気を感じる」と笑顔。鈴木さんと握手を交わした長谷川さんは「すごく似合っていてとてもかっこいい。作ったかいがあった」とうれしそうだった。
現在、鈴木さんは沖永良部島でドラマの撮影中。お披露目式はその合間に行われた。関係者によると、芭蕉布のきものは今後、鹿児島市の大河ドラマ館などに展示できないか検討されるという。
奄美の南海日日新聞 より
家紋とは古くから伝わる大切な家の印で、平安中期以降、公家が用いた興車や束帯などを他人と区別することを目的として使用されるようになり、いつしか世襲となりその家の紋章となったものです。
その後、武家の時代になるとともに馬印・指物・幌・幕・衣服・調度品などに家紋を表示するようになりました。
2万種とも3万種類とも言われている、日本で育まれた伝統文化の一つですが、家紋には著作権がなく(一部例外あり)だれでも用いる事が出来ますので、皆様もぜひ家紋グッズで楽しんでみてはいかがでしょうか。
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